おしえて!科学くん=細い月は春が宵、ついでに彗星も?

 写真上は新月からたった1.3日(31時間)しか経っていない細い細い月です。春は日没後月の通り道【白道】が地平線から立っているので、細い月が高い高度で見えます。反対に秋の日没時は白道が地平線に対して寝ているので、細い月の高度は低くなり、すぐに沈んでしまいます。白道は太陽の通り道【黄道】に対しての傾きの角度が約5°ですので、月は見かけ上、ほとんど太陽と同じ軌道を回っているとみなしてよいでしょう。

 今月は、12日が新月です。13日~15日の日没後30分後くらい、西の空の細い月の真下に、10日に太陽に最接近(近日点通過)した【バンスターズ彗星】が、もしかして見られるかもしれません。

 彗星の予想の明るさ(光度)は3~4等級ですので、双眼鏡がないと確認は難しいと思いますが、彗星は太陽に接近した後、急激に明るくなること(大化け)があり、実際には明るさの予想が難しいものです。

 この時期、春がすみで空の透明度の低いことが多いのですが、冬型の気圧配置(空の透明度が高い)が戻ればチャンスがあるでしょう。

                                      ウィズモール担当:トウヨコランドリー

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(イッツコム・なかはらスマイル2014年7月)

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