福山雅治主演の科学推理テレビドラマ「ガリレオ」は第2クールが終了しましたが、夜空にはいつでもガリレオが輝いているのをご存知ですか?
それは木星の4大衛星である、「ガリレオ衛星」です。その名前の通り、今から約400年前にあの天才科学者ガリレオ・ガリレイが、小さな望遠鏡を木星に向けて発見しました。
木星に近い順に(Ⅰ)イオ・(Ⅱ)エウロパ・(Ⅲ)ガニメデ・(Ⅳ)カリストと名づけられた、地球の月と同程度か、それより大きい衛星たちです。
特に(Ⅲ)ガニメデは直径が5,262Km(月は3,476Km)もあり、水星の4,880Kmをも上回る、太陽系最大の衛星です。
木星には惑星探査衛星によって、50個以上の衛星が発見されていますが、4大衛星以外は皆小さくて、地球からは見えにくいものばかりです。
上の写真では、木星本体は露出オーバーになっていますが、その左側に木星に近い方から(Ⅰ)イオ・(Ⅱ)エウロパ・(Ⅳ)カリスト・(Ⅲ)ガニメデの順に写っています。
7月現在、木星は夜明け前の東の空で、マイナス2等級(1等星の約15倍)の明るさで輝いていて、4つのガリレオ衛星は日々、木星の左右を行ったり来たりしている様子が双眼鏡でも見ることができます。
ウィズモール担当:トウヨコランドリー