シンプルかつユニークで、ユルキャラもあります。
「スタッフがパソコンで絵を描きミシンに読み込んで刺繍しています。お客様が持ち込んだデザインもミシンで読み込めれば対応できますよ。」と長嶋さん。
購入したタオルには無料で名前などの刺繍を入れてもらえます。
主な用途としてどんなものがあるのか聞いてみました。
「出産祝いや結婚祝いにプレゼントする方は多いですね。引越しや退職のあいさつにタオルを配る方もいらっしゃいます。」
お花や木の葉、花火など様々な模様の入った藍染が並んでいます。
お客様からのリクエストが形になって商品化したものが多くコースターやランチョンマットなど多種多様。
藍染めはその名の通り藍色に染めるのですが、染めに使用する元の生地の質や色で出来上がりは様々。味わいのある色に染めあがるそうです。
夢屋さんは2005年4月に地域作業所として開所、2009年4月にNPO法人格を取得し、地域活動支援センターとなりました。
たくさんの商品が並んでいますが、これらのほとんどは養護学校等を卒業したスタッフが手を加えて制作したものです。
取材に伺ったとき、一人のスタッフが藍染のTシャツの制作に取り掛かっていました。
一針一針丁寧に、ミリ単位で縫いつけます。
模様を絞って染色、乾燥させ、縫い目をほどいていくと絞った部分が染まらずに模様になります。
「一つの作品は一人の手で作るのが原則。商品によっては完成までかなり時間がかかるものもあり、根気と集中力のいる仕事です。ミシン縫い、藍染めの模様の縫い付け、大量注文に応じたラッピングや熨斗のシール貼りなどの作業は個人の能力に応じて仕事を分担しています。同じ作業をコツコツと一日中続けるのは大変なことなのですよ。」
今年で開所6周年目を迎えた夢屋さん。
取材時は保育園や幼稚園から卒園児へのタオルの大口注文が入ってミシンはフル回転、お店は活気にあふれていました。
地域活動支援センターということで、どのように取材したらいいのか戸惑っていましたが、ミシンで名前を次々に刺繍したり藍染めの模様をひたすら縫いつけたりしているスタッフの姿に感動し、ありのままを発信したいと思いました。
手作業で仕上がった商品は温かみのある作風なのが魅力。
引っ越したばかりの街で不安に過ごしていた私が、夢屋さんのタオルをいただいてとてもうれしかったのはこんなに手間のかかった商品を作っているお店に出会えたからかもしれません。
名前や文字を入れてオンリーワンのタオルを作ってみてはいかがでしょうか?
長嶋さんに、最後にメッセージはありますか?と聞いてみました。
「皆さん、是非お店にいらしてください!」
のっぽさん
新丸子在住6年
男児1名の母
スポーツも好きだけどネットサーフィンも大好き。
講座に参加して実際に取材をしてみて、「取材って本当に面白い!」と思いました。
取材という名目でお店の奥のあんなことやこんなことを見ることができるんです!
そして何よりも魅力たっぷりの店主さんがたくさんいらっしゃり、お店や商店街に対する深い思いをしることができたのは何よりの収穫。このことを一人でも多くの人に伝えたいと思います。
店舗名 |
夢屋 特定非営利活動法人 夢屋 地域活動支援センター 夢屋
理事長・施設長 長嶋ゆみ子さん
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電話番号 |
044-733-6231 |
ホームページ | http://homepage2.nifty.com/yume-ya/ |
当サイトのお店案内 | まるこやさしズム参加店舗 ウィズモール |
住所 |
川崎市中原区小杉町1-403-10 サニーウェル小杉102 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
日・祝 |