ママ★耳 (つづき)
「これだけある商品の中でも数が出るものって何ですか・・・?」という質問に、
―ずばり「履歴書」だそうです。・・・今のこのご時世を反映してますよね。
昔は季節商品の一つで、1月になんてまず売れなかったのに、今では通年売れているとか。
確かにレジ横の目立つところに置いてありました。文具一つにも時代が反映されたり
するものなんですね。
時代といえば、こちらの小島屋さん、新丸子の移り変わりも一番間近でご覧になってきたはず。
「変わったなーと思うことはありますか?」
昭和30年代の「小島屋」さん
小島さんの答えで一番印象に残ったのは「マニュアル世代」のお話。
例えば学校で「A社の○○」が必要となると、絶対に「A社の○○」しかダメ!なママが
最近多いとか。つまり、内容や性能が全く同じでも「B社の○○」ではダメだそうです。
親も子もマニュアルから外れるのを怖がって、言われた通りにしか動けない・・・
んー、耳が痛い(笑)もっと余裕をもって対処できるママになりたいものです。
そうそう、ご主人の小島さん、ご趣味の一つが「サッカーの応援」です。
数年前までは地元「川崎フロンターレ」の旗も振っていらしたそうで、現在も選手を
商店街に迎えてのイベントなど、中心となって携わっていらっしゃいます。
↑ 店内にもポスターが♪
ママ納得
売れている商品の中にはこんなものもありました。
そう、「遺言書キット」です。一瞬ギョッとしますが、そんなに重い話ではなく、
自分の意思を明確にしておくという意味で買われる方が多いようです。
確かにみんなが避けては通れないものですもんねーと妙に感心。
避けてとおれないと言えばこんなものも。
何かと話題の「年金」を整理するノート、年齢とともに気になる「血圧」の日記、
どちらもちょっと手に取りたくなりませんか~?「年金」なんて50代とは言わず、
ママ世代の私たちだって関心ありますよねー。
そして、そんな売れ筋の商品には必ず見やすい「ポップ」がついていました。
「年金整理ノート」の『長い老後を楽しく生き抜くために人生の棚卸し』なんて
かなりの名文句!だと思うんですが。
他にも小学生向けのノートや書初め用紙なども、学校別だったり学年別だったりと
わかりやすく整理されています。
見やすい、わかりやすい、面白い、そんなキャッチーなポップを作られているのは
小島さんの奥様や妹さんだそう。正面のウィンドウやギフト小物のセッティングなども
されています。
取材時は節分やひなまつりの飾付け☆