Q.これはなんでしょうか? …雅な雰囲気にビニールの筒?
これは絶対わからないと思います(笑)
実はこれ「房カバー」
正解聞いてもわからないでしょ
↓ こうなるんです ↓
使用前 使用後
スゴクないですかぁぁぁ(~o~)/
いわゆる着物や小物のボサボサになってしまう”房”をきれいに整える品。
筒というより 1枚の柔らかいビニールでくるくる巻いてあるんです
房カバー「房州しつけ」
和装小物はもちろん、習字筆にもOKとあります
今回、使用前後の写真を撮るのに
リエママ所有の娘ちゃま小物のボサボサををくるくるしてみましたが、
キレイに保てるし絡まりもないし
これは驚きの優秀品です
こちらを教えてくださったのは
駅前の着物屋さん 「高葉屋さん」
ママ★耳
創業は1961年 新丸子に移ってからは50年、
先々代から数えると100年以上にもなるそう。
女将から教えてもらいました 「着物はエコ」
高いと思ってしまう着物ですが
何十年も着れる、
多少太っても痩せても着れる、
着れなくなってもふとんに、浴衣はオムツに
そして最後はハタキにまで形を変えて再利用できる!
本当だ、これほどのエコ衣料だとは知らなかった(驚)
店名の由来は家紋から。ここで初めてみる「紋典」登場
これは 家紋が掲載されている貴重な1冊。
見てみるといろいろあるんですねぇ川崎市の紋、中村勘九郎さんの紋などとても多くの紋がありました
正直、自分の家紋を知らないママ取材員(汗) 今度ちゃんと調べます
最近は男女ともに着物を着る若い人が増えているそうで嬉しい傾向。夏場によく見る浴衣にサンダルなども許容範囲、と言ってくれる大きな心の女将ですが これだけはダメというのが
「着物の合わせを間違えないでね、着物はみんな“左側が上になった状態”です」
右手がすぅーっと懐(ふところ)に入ると考えるとわかりやすいですよ。
着る際にはよぉく気をつけましょう!
(つづく)