今回、私たちはイダイモールにある「永松堂」さんに取材に行ってきました!新丸子駅西口を出て、イダイモールをまっすぐ歩き続けると右手にお店が見えます。取材に伺った私たちをかわいい猫のななちゃんがお出迎えしてくれました。
「永松堂」の永は永遠に、松は緑ということを表しており、ずっと枯れないお店でありたいという願いが込められている店名だそうです。
永松堂さんは、現在店主さん、その奥さんそして4匹の猫ちゃんと共にお店を営んでいます。今回店主さんである、児玉さんにお話しを伺いました。
永松堂さんのこだわりは時代に合わせた品揃え!お仏壇の種類は大きなものから小さなものまで多様に取り揃えられています。最近は核家族化やマンション暮らしの方が増えていることもあり、小さめで奥行の浅いものを買い求めるお客さんが多いため、入口の近くの目に入りやすいところに数多く並べられていました。こういった時代の変化に合わせた品揃えを心がけています。
また、お世話になった方の戒名をお客さんに覚えてもらうことをおすすめしているそうです。「例えば自分の親など、自分に生を与えてくれた人の名前が生前のものとは変わり、仏教の名前になる。生前とは変わった名前を覚えておいてほしい。」とおっしゃっていました。このこだわりの裏には「お世話になった人への感謝を忘れないでほしい。」という児玉さんの温かい思いがあるのだと感じました。
お店に来るお客さんはお年寄りの方が多いため、丁寧に時間をかけて説明することを心がけているそうです。また、永松堂さんがあるイダイモールでは車いすの貸し出しを行っています。お店の外に設置されていて、新丸子商店街を見て回る際やお店からタクシー乗り場まで行きたいときなど、お買い物をするときでなくても声をかければ快く貸出してくれます。
取材に伺ったとき、私たちにお茶を出してくださったり、学生の私たちが普段聞けないような葬儀のしきたりや教養を親身になって教えてくださったりしました。こういった丁寧な対応からも、永松堂さんのやさしさが伝わってきます!
永松堂の店主の児玉さんはやさしくとてもお話しやすい方と言う印象を受けました。お店のお話はもちろんのこと、若い頃の旅のお話、飼っている猫ちゃんのお話など本当にたくさんのお話をしてくださいました。以前飼っていた猫の「ちゃしろ」が亡くなったエピソードをお話してくださった時には目に涙を浮かせる場面もありました。
気さくにお話をしてくださり、商店街の利用者を大切にしている児玉さんだからこそ「永松堂」は愛され続けているお店なのだなと感じました。
渡辺ゼミ3年 みさき
趣味はピアノ、トランペット。
音楽は聞くのも演奏するのも大好きです!
新丸子の魅力を一人でも多くの方に
伝えられるように頑張ります!
渡辺ゼミ3年 たつや
趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦、
古着屋巡りなど…たくさんあります!
取材を通して新丸子の優しさを
みなさんに伝えていきたいと思います!
渡辺ゼミ3年 もえこ
買い物と家でゴロゴロするのが好きです!
地域の人たちと楽しくお話ししながら、
新丸子商店街の魅力を伝えたいです♪
店舗名 永松堂
住所 川崎市中原区小杉町1-528
電話番号 044-711-1811
定休日 水曜日 (彼岸・お盆は営業)